イラン 米停戦案を拒否 5項目の逆提案提示 ホルムズ海峡主権など要求
イラン国営テレビの英語放送「プレスTV」は25日、匿名のイラン政府当局者の話として、米国が提示した停戦案をイランが拒否し、独自の5項目からなる逆提案を示したと報じた。AP通信が伝えた。米国とイスラエルによるイランへの共同軍事作戦は同日で26日目に入っており、停戦交渉の行方は不透明さを増している。
同当局者は「戦争の終結時期はイラン自身が決める」と述べ、イラン側の条件が満たされることが前提だと主張した。中東地域での攻撃も継続する構えを示した。
逆提案の5項目は①イラン当局者に対する暗殺作戦の停止②対イラン戦争を再発させない仕組みの構築③戦争賠償④敵対行為の全面終結⑤ホルムズ海峡に対するイランの主権行使で、特に戦争賠償とホルムズ海峡の支配権は米側が受け入れる余地が乏しいとみられる。同紛争は既に世界のエネルギー供給に波及しており、海峡の管理問題は国際的な焦点となっている。
関連記事
中東情勢が急激に緊迫した。10月15日、親イラン武装組織フーシ派がイエメン大統領府にミサイルを相次いで発射し、首相の警護員2人が死亡した。
ガザ地区の惨状をめぐりイスラエルに向けられる「ジェノサイド」批判の虚構を、歴史的経緯と人口動態、ハマスの戦略から米歴史学者が鋭く論破。2005年の完全撤退以降の事実から、事態の本質と深層を浮き彫りにする
イランが戦闘再開に備えてミサイル備蓄を再建し、米国系ハイテクインフラへの攻撃を警告している。海上封鎖や経済難を背景に先制攻撃の懸念が高まる中、イスラエルも警戒態勢を強化。緊迫化する中東情勢を報じる
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
ドバイ発イスラエル行きのフライドバイ機で9月30日、副操縦士が機長を刃物で刺し、機体を墜落させようとした事件が起きた。重傷の機長が最後の力で操縦室ドアを解錠し、乗客らが犯人を制圧。機体はサウジアラビアに緊急着陸し、乗客は全員無事