イメージ画像。北京市のネットカフェの様子。(LIU JIN/AFP/Getty Images)
見せないことで成り立つ情報統制の仕組み

中国 海外SNS閲覧で罰金 なぜそこまで規制するのか

中国湖北省で、自宅で海外のSNSを見ていた男性が処罰される出来事があった。中国事情をあまり知らない日本人からすれば、ネットを見るだけで罰金を科されるというのは不思議な話である。

当局の発表によると、湖北省鄂州(がくしゅう)市に住む男性は、3月8日夕方、自宅でスマートフォンに専用ソフトを入れて海外のネットに接続し、TikTokやXを閲覧していた。これが「許可なく海外ネットに接続した行為」と判断され、警告とともに200元(約4千円)の罰金を科された。

中国では、海外のSNSやニュースサイトの多くが通常の方法では閲覧できない仕組みになっている。専用ソフトを使って接続する行為は違反とされる場合があり、今回のように処分の対象となる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国科学院の院士が公式サイトから相次いで姿を消し、核やレーダー、ミサイル関連の専門家も含まれていることが明らかになった。背景には、武器性能への疑問や内部粛清の可能性が指摘されている
近年、中国の製造業の中核地域である珠江デルタでは、経済の活力が明らかに低下している。現場の労働者や関係者によると、工場の受注減少や稼働率の低下が相次ぎ、かつて活気にあふれていた工業地帯が閑散としている
中国で車販売の現場に変化。売れば売るほど赤字になる構造に。販売店の8割が赤字、5千店が閉鎖へ。何が起きているのか
中国でロボ店員が暴走、棚を倒して停止。番組では「自ら判断する最先端技術」とされたが、現場では混乱も…本当に実用レベルなのか、疑問の声が広がっている
中国で「独占」と報じた映像に他社マイクずらり。「他社は空気か!」と批判も。見れば分かる矛盾に失笑広がる