2026年3月11日、米ケンタッキー州ヘブロンの物流企業「ヴァースト・ロジスティクス(Verst Logistics)」で演説するトランプ米大統領(Andrew Harnik/Getty Images)

イランの主要艦艇すべて撃沈 トランプ氏「標的は残りわずか」

イランとの戦闘が続く中、米中央軍の司令官、ブラッド・クーパー海軍大将は3月11日、最新の戦況分析を発表した。イラン海軍の主要艦艇はすでにすべて撃沈したという。トランプ大統領は「戦争を終わらせようと思えば、いつでも終わらせることができる」と述べた。

11日のブリーフィングで、米中央軍のクーパー司令官は米軍作戦の規模と激しさを高く評価し、今回の攻撃を『予測不能で状況が刻々と変化する、決断力に富んだ作戦』と表現した。トランプ氏も、イラン国内にはすでに大きな攻撃目標はほとんど残っていないとした。

トランプ大統領は11日、ニュースサイトAxiosの電話インタビューに応じ、イランとの戦争は「まもなく」終結するとの見方を示した。「残された標的はごくわずかで、私が終わらせようと思えば、戦争はいつでも終わる」と語った。

トランプ氏は記者に「イランは海軍を失い、空軍も失った。防空システムもレーダーもない。最高指導者(ハメネイ)は殺害された。われわれはさらに強力な攻撃を行うこともできる」と語った。

クーパー氏は「これまでにイラン国内の5500か所以上の目標を攻撃した。その中には精密兵器システムを備えた60隻以上の艦艇が含まれる」と説明した。

「また、スレイマニ級戦艦4隻のうち最後の1隻も撃沈した。これにより、イラン海軍の主要艦艇はすべて作戦不能となった」と付け加えた。

クーパー氏はさらに、米軍が「オマーン湾の港湾」や「ホルムズ海峡付近のイラン海軍基地」を攻撃した成果を示した。「長年にわたり、イラン政権は国際水域の商業航行や米軍に脅威を与えてきた。われわれの任務は、ホルムズ海峡で航行を妨害するイランの能力を完全に破壊することだ」と語った。

米軍は現在、計画に基づき、イランのミサイル、ドローン、防衛産業関連施設への攻撃を継続している。

イランの攻撃能力は大幅に低下しているものの、クーパー氏は「イラン軍は依然として湾岸諸国の罪のない民間人を意図的に攻撃している。さらに、自国民を盾にし、人口密集地から攻撃を行っている」と警告している。

今回の戦争では、米軍は先進的なAIツールも活用しており、データの分析や不要な情報の排除に役立てているという。

クーパー氏は「何を攻撃するか、何を攻撃しないか、そして攻撃のタイミングを最終的に判断するのは常にわれわれの将校だ。しかし高度なAIツールによって、これまで数時間、あるいは数日かかっていた作業を数秒にまで短縮できる」と説明した。

同じく11日、イスラエルのカッツ国防相は、戦争に期限は設けないとの考えを示しました。必要であれば攻撃を続け、すべての目標を達成して勝利するまで作戦を継続するとしている。

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