GettyImages

フィリピン人が中共スパイ事件で逮捕 比政府、防衛強化法を検討

フィリピン政府は3月4日、中共のためにスパイ活動を行っていた疑いで、フィリピン人複数人を拘束したと発表した。政府はこの事件について「深刻な国家安全保障上の問題」に関わるものだとし、スパイ活動や外国からの干渉を取り締まる関連法の強化が必要だと強調した。

フィリピン国家安全保障会議は4日に発表した声明で、「中共の情報機関の指示を受けて行動していたこれらの人物の活動は、すでに摘発され、終結させられた」と述べた。声明によれば、関係者は全員フィリピン国民であり、スパイ活動への関与を認めており、現在当局の捜査に協力しているという。

当局は、拘束された人数や正式な起訴の有無など、詳細については明らかにしていない。しかし、安全保障関係者によると、少なくとも3人のフィリピン国民が事件に関与しているという。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州のスーパーで冷却設備へのサイバー攻撃が相次ぎ、温度の急上昇で大量の食品が廃棄された。旅客機への爆破予告も続き、緊急着陸や戦闘機の出動に発展。各事件の関連性や実行者は確認されていない
欧州で航空機への匿名の爆破予告が相次ぎ、少なくとも27便に影響が出ている。緊急着陸や戦闘機による護衛、空港の一時閉鎖も発生。爆発物は見つかっておらず、各国当局が連携して背景を捜査している
米中間選挙で変わる米議会の勢力図。ウクライナ支援、イラン戦争、欧州への関税、台湾への武器売却にどのような影響を及ぼすのか
Googleは警察庁などと協力し、中国企業が130万台以上のネット接続機器に仕込んだ「XCPE」と呼ばれるバックドアを無力化した。
カナダで中共によるスパイ活動や外国干渉に関わる事件が相次いでいる。専門家は、安全審査や外国影響力対策の制度にはなお課題があるとして、国家安全保障体制のさらなる強化を求めている