新疆統治の中核組織で高官の摘発相次ぐ 前トップ馬興瑞が中国人民政治協商会議を欠席
ここ数か月、新疆生産建設兵団(新疆生産建設兵団=新疆で農業開発や治安維持を担う準軍事組織)の上層部で動揺が相次いでいる。
司令官や副司令官が相次いで調査を受け、異動し、あるいは「失踪」する事態が続いており、今回の動揺の最大の特徴として、関係者のほぼすべてが新疆党委員会書記を務めた馬興瑞の在任期間と関係を持っていた点にある。
特に注目を集めているのは、3月4日に開幕した中国人民政治協商会議(全国政協=中国共産党主導の政治協議機関)の開幕式を馬興瑞が欠席したことで、失脚説が再び広がっている点である。
関連記事
中国当局が香港の保険収益を含む海外資産への課税を強化する可能性が浮上。保険株が急落し、香港市場の資金流出や中国関連株を保有する日本の投資家への波及も警戒される。
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
中国共産党第20期中央委員会第5回全体会議を10月に開催する。張又俠、馬興瑞らを含む中央委員や中央委員候補について、最大40人規模の党籍剥奪や処分が行われる可能性が指摘されている
中国共産党が出入境管理の新規定を前倒し試行。東南アジア行きの渡航とテック・金融人材、富裕層を重点審査し、電子データ提出や出国禁止も可能に。海外資産課税強化への警戒が富裕層に広がるなか、日本のビジネス渡航者にも影響が及ぶ恐れがある
中共軍の「八一」建軍記念レセプションで、中央軍事委員会委員の出席は確認できず、事実上の格下げとの指摘が出ている。専門家は、習近平による軍内粛清と人事の機能不全が背景にあると分析