中共の官製メディアは、イラン国営放送の報道内容と語調を引用する形でハメネイ師の死亡を伝えた(AFP)
ハメネイ斬首の衝撃 トランプ流の劇薬

イラン指導者斬首 習近平に三重の打撃

アメリカとイスラエルの共同空爆を受け、イラン当局は3月1日、最高指導者ハメネイ師が攻撃により死亡したことを認めた。これについて、ジャーナリストの矢板明夫氏は、米軍の今回の行動は習近平に対し少なくとも「三重の打撃」を与えたと分析している。

3月1日、矢板氏はXに投稿し、かつて「中東最強の反米国家」を自称していたイランが、これほどまでにあっけなく崩れるとは多くの人が予想だにしなかったと指摘。「地球の裏側では、東方の大国の独裁者である習近平が、おそらく布団の中で震えていることだろう」と述べた。

矢板氏はさらに、「イランで起きたことは、実のところトランプが習近平に突きつけた先制パンチであり、同時に習近平が長年まとってきた『隠れ蓑』を剥ぎ取った。なぜなら、今月末の3月31日から4月2日にかけて、トランプが北京を訪問するからだ」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析
関係者によると、中共税務当局は専門チームを設置し、富裕層が国内外に持つ資産や納税状況を追跡している。富裕層の間では不安が広がり、株式を売却して納税資金を確保したり、外国のパスポート取得を急いだりする動きも
習近平が一番頼っているのは、意外な人物だった?!中共軍に張り巡らされた深い人脈。その人物にとって張又侠は邪魔な存在だった。元CIA当局者が指摘する現在、習近平を支える意外な存在とは
中国で10月1日、国防動員法の改正法が施行された。民間資源の「徴収」を新設し、平時から戦時への迅速な転換を明文化。台湾で警戒感が広がる一方、国内統治や資源統合が主眼との見方も