3月1日、パリで、ハメネイ師の死を受け、反体制派の参加者が、体制転換を求めるメッセージを掲げたプラカードを手に行進(Anna KURTH / AFP)

イラン高官が一網打尽 「次は誰か」議論広がる

アメリカとイスラエルは2月28日午前、「壮絶な怒り作戦」と名付けた軍事作戦を共同で実施し、厳重な警備下にあったハメネイ師の居住施設「リーダーシップ・ハウス」を空爆した。作戦ではハメネイ師が死亡したほか、イランの高官約40人も同時に死亡した。

ハメネイ師の死亡が伝えられると、イラン各地では一部の市民が歓喜し、街頭で踊るなどして祝う様子が見られた。

3月1日には、中国本土のSNSでもハメネイ師死亡の話題が拡散し続け、「マドゥロ、ハメネイの次は誰だ」といった投稿が相次いだ。

X上でも中国語圏のユーザーから「イランが倒れたら、次は中国共産党だ」との見方が出ている。つまり、イランは習近平にとって防弾チョッキのような存在だ。中東からの圧力を遮る一方、エネルギー面の後ろ盾でもあった。現在、その防弾チョッキは剥ぎ取られた。さらに、戦略的な緩衝地帯を失ったことで、習近平はエネルギー安全保障の裏付けを欠き、地政学的に全面的な包囲に直面する不利な環境の中で、アメリカとの最終的な駆け引きを迫られると指摘する。

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