頭部や耳をセルフマッサージすることで、脳の血流を促進し、認知症予防につながる。(lielos_photograph/Shutterstock)

認知症予防 養生スープと頭・耳のマッサージ

ある認知症患者が、介護者に付き添われ車いすで診療所に入ってきました。周囲の人とまったく関わろうとせず、話しかけても反応はなく、視線を向けることもありませんでした。しかし中薬と鍼灸による治療を続けるうちに、少しずつ視線が動くようになり、医師が鍼を打つ位置を見つめるようになったのです。さらに、車いすから立ち上がり、自分でドアを開けに行く姿も見られました。ほんの小さな変化ではありますが、家族は皆とても喜びました。

また、言語中枢の損傷により発音が不明瞭だった別の患者は、鍼灸治療によって症状の悪化が止まり、最近では話す際の発音も以前よりはっきりしてきたといいます。

台湾・宜陞中医診所の院長である呉宏乾医師は、新唐人テレビの番組「健康1+1」で、こうした認知症治療の症例を紹介しています。呉医師によると、認知症の兆候を早期に発見し、食養生やマッサージ、鍼灸などを取り入れることで、脳の退化を遅らせることが期待できるといいます。

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