第2次高市内閣が発足 全閣僚を再任
第221特別国会が令和8年2月18日に召集され、衆参両院の本会議において、自民党総裁の高市早苗氏が第105代内閣総理大臣に選出された。これを受け、高市首相は直ちに組閣に着手し、親任式と閣僚認証式を経て、同日夜に第2次高市内閣が正式に発足する。
衆院での首相指名選挙では、高市氏が投票総数464票のうち354票を獲得し、圧倒的な支持を集めた。一方、野党側は中道改革連合の小川淳也代表が50票、国民民主党の玉木雄一郎代表が28票にとどまった。参院では、1回目の投票でいずれの候補も過半数(124票)に届かず、高市氏(123票)と小川氏(58票)による決選投票が行われた。決選投票の結果、高市氏が125票を獲得し、65票の小川氏を上回って指名された。なお、参院選出の過程では、野党票の一部が分散するなどの動きも見られた。
高市首相は、第1次内閣の発足から約4カ月しか経過していないことを踏まえ、全閣僚を再任する方針をとった。連立パートナーである日本維新の会との関係については、第1次内閣と同様に閣僚を起用しない「閣外協力」の形態を維持する。秋に想定される内閣改造のタイミングで「閣内協力」への切り替えを検討する見通しだ。
関連記事
米FBIのパテル長官は原和也内閣情報官と会談し、高市政権が進める「国家情報局」新設への歓迎と連携強化を表明した。サイバー防衛や防諜、テロ対策の分野で日本を全面的に支援し、日米の情報連携をさらに強固にする姿勢を示している
グラス駐日米大使が、高市政権の外交を「安倍氏の遺産を発展させたもの」と絶賛。提唱から10年を迎えた「自由で開かれたインド太平洋」構想を軸に、日米同盟の深化と中国への抑止力強化が進む現状を解説
第59回アジア開発銀行(ADB)年次総会で片山財務大臣が演説をおこなった。ADBへの「5つの期待」を軸に、強靱なアジアを築くための具体的な支援策や日本の貢献を語った
茂木外相がケニアで発表した新たな対アフリカ外交戦略を解説。誕生から10年を迎える「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化と、日本とアフリカが共に成長するための「3つの柱」に迫る
日本とケニアの外相会談が行われた。 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」提唱から10年を迎え、インフラ開発や初の安全保障協力(OSA)など、両国の絆を深める新たな取り組みを確認した