米国は商船に対しイラン水域から離れるよう勧告した。写真は資料で本文とは無関係(GIUSEPPE CACACE/AFP via Getty Images)

米国 商船にイラン水域回避を勧告 イランは反対派を弾圧

米国政府は2月9日、ホルムズ海峡を通過する商船向けの新たな指針を発表し、米国旗を掲げる船舶に、可能な限りイラン側水域から距離を取るよう求めた。最近、米国とイランの緊張が高まり、イランは米国旗を掲げる商船を妨害した経緯がある。

米国運輸省海事局(MARAD)は週一に公表した最新指針で、米国旗を掲げる商船に対し、航行の安全を損なわない範囲でイラン領海から可能な限り離れるよう勧告した。指針は「これらの水域を通過する米国旗商船は、安全を損なわない限りイラン領海からできる限り離れることを推奨する」と明記した。また、イラン軍が乗船を要求した場合は口頭で拒否するよう求める一方、イラン軍が実際に乗船した場合には乗組員は物理的抵抗を行うべきではないとも記載した。

米国政府がこうした措置を取った背景には、イランが過去にホルムズ海峡の閉鎖を示唆し「密輸の疑い」を理由に商船やタンカーを拿捕してきた経緯がある。

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