タイ軍の摘発によって明らかになった、カンボジアに拠点を置く国際詐欺組織の内部。取材・2026年。(NTDテレビより)
日本人の個人情報が散乱

「偽の警察署」と「監禁施設」 カンボジアの詐欺拠点 内部が初めて明らかに

タイ政府が、国境地帯に拠点を置く国際詐欺組織の摘発を目的に軍を投入した。その結果、これまで断片的にしか伝えられてこなかったカンボジア国境の大規模な詐欺拠点の内部が、初めて具体的に確認された。

拠点内には、警察署を装う部屋や詐欺台本、被害者の個人情報などが残されていたという。

注目されるのは、各国の捜査機関を模した「偽の取り調べ部屋」である。壁には「上海市公安局浦東分局」を名乗る看板が残されており、シンガポールやベトナムなど、国別のセットが階ごとに設けられていた。相手国に合わせて本物の公的機関を装い、恐怖で従わせるための装置だったとみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、世界の中央銀行は7月、金を純額で23トン購入した。これは年間を通じた全体的な傾向に沿った動きである。
米朝接近の兆しが強まっている。トランプ氏は金正恩総書記との年内会談に意欲を示し、水面下での接触も指摘される。米朝交渉が動き出したとき、拉致問題をどう動かすのか。専門家が指摘したのは、アメリカの国益と拉致問題を結ぶ外交戦略と、日本の「情報戦」だった
台湾で暮らすため、結婚まで利用する。中国人男性の偽装結婚が問題に。背景には、経済不安と自由への憧れがある
米国のウィトコフ特使とトランプ大統領の義理の息子であるクシュナー氏が6日、キーウに到着し、ロシアとウクライナの […]
米国の海上封鎖と強力な経済制裁により、深刻な経済危機に直面するイラン。石油輸出の激減や通貨安が進み、ホルムズ海峡を巡る交渉力も低下する