中国地下鉄工事現場でクレーン倒壊 走行中の車に直撃 1死1傷
中国・武漢市の地下鉄工事現場で、2月1日に死亡事故が発生した。作業員が「ガントリークレーン(門型クレーン)」を解体していた際、クレーンが倒壊し、走行中の乗用車に直撃。1人が死亡し、1人が負傷した。車載ドライブレコーダーが、事故の瞬間を捉えていた。
映像には、白と黒の2台の乗用車が走行中、地下鉄工事現場で解体作業中だったガントリークレーンが突然倒壊する様子が映っている。
後方を走っていた黒い車は間一髪で難を逃れ、数秒後、車内の人物が外に出てきた。一方、前方の白い車は、倒壊したクレーンの下敷きとなった。
当局によると、この事故で1人が死亡し、1人が負傷した。
黒い車の運転手である韋さんは取材に対し、ガントリークレーンの支脚が倒れて車のバンパーに当たったと説明。凄まじい衝撃音に車内で数秒間呆然としたといい、後になって強い恐怖がこみ上げてきたと語った。
情報筋は地元メディアの大風新聞に対し、「これほど重くて巨大な設備を吊り下げて作業しているのに、なぜその下の道路で通行を許可していたのか理解できない」と疑問を呈した。
武漢当局は、地下鉄12号線をアジア最長の環状路線として整備する計画を進めており、工事は中国共産党(中共)国営企業の中国中鉄が請け負っている。
交通規制の有無について、当局は明確な説明を行っておらず、事故原因については現在調査中だとしている。
インターネット上では、この事故を「現実版『ファイナル・デスティネーション』だ」と表現する声や、「中共は金儲けを優先し、住民の安全を顧みない」「インフラ狂魔が人命を飲み込んだ」と厳しく批判する書き込みが相次いでいる。
関連記事
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
中国当局が今度は「ダンス配信」まで規制。服装やダンスの動き、投げ銭の仕組みまで管理対象に。「健全化」の名目で、ネット統制は娯楽分野にも広がっている