1月25日から31日までの6日間、解放軍報には軍が習近平の張又俠および劉振立の処分を支持するとの報道や記事は見られなかった(FRED DUFOUR/AFP via Getty Images)

解放軍報の二本の重要論文から読み解く 張又俠事件

張又俠と劉振立の失脚が24日、公式に発表された。

翌25日、解放軍報は一面の目立つ位置に社説「軍の反腐敗闘争の難関戦・持久戦・総体戦に断固勝利せよ」を掲載し、冒頭で「全軍将兵は党中央の決定を断固として支持し、思想・政治・行動のすべてにおいて習近平同志を核心とする党中央と高度な一致を保ち、党中央、中央軍事委員会および習主席の指揮に断固として従い、部隊の高度な集中統一と純潔強固を確保せよ」と強調した。

31日、わずか6日後、解放軍報は再び一面の目立つ位置に評論員文章「反腐敗必勝、強軍必成の信念と自信を堅持せよ」を掲載し、「全軍将兵は党中央の決定を断固として支持し、思想・政治・行動において習近平同志を核心とする党中央と高度な一致を保て」と改めて強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
初めて日本を訪れ、京都・清水寺の回廊に立った著者が流した「理由なき涙」。それは失われた中国隋唐の息吹が、日本の日常に「仁義礼智信」として今も息づくことへの郷愁だった
中国が潜水艦発射型ICBMを太平洋で試射。核戦力誇示、軍内部統制、対米交渉戦略という三つの狙いを軸に、国際社会への影響とリスクを読み解く
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
米国の政治論議には、攻撃される側よりも攻撃する側について多くのことを物語る、奇妙な儀式がある。彼らはトランプ氏の知性について語るが、彼らの知性は果たしてどれほどのものなのだろうか
キューバ革命とベネズエラの激変を検証し、過激な政治変革が単なる「赤貧」ではなく、格差の可視化や「道徳の空洞化」から生まれるメカニズムを解明。混迷する現代の西側社会や日本に警鐘を鳴らす