1月25日から31日までの6日間、解放軍報には軍が習近平の張又俠および劉振立の処分を支持するとの報道や記事は見られなかった(FRED DUFOUR/AFP via Getty Images)

解放軍報の二本の重要論文から読み解く 張又俠事件

張又俠と劉振立の失脚が24日、公式に発表された。

翌25日、解放軍報は一面の目立つ位置に社説「軍の反腐敗闘争の難関戦・持久戦・総体戦に断固勝利せよ」を掲載し、冒頭で「全軍将兵は党中央の決定を断固として支持し、思想・政治・行動のすべてにおいて習近平同志を核心とする党中央と高度な一致を保ち、党中央、中央軍事委員会および習主席の指揮に断固として従い、部隊の高度な集中統一と純潔強固を確保せよ」と強調した。

31日、わずか6日後、解放軍報は再び一面の目立つ位置に評論員文章「反腐敗必勝、強軍必成の信念と自信を堅持せよ」を掲載し、「全軍将兵は党中央の決定を断固として支持し、思想・政治・行動において習近平同志を核心とする党中央と高度な一致を保て」と改めて強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
トランプ政権が難航するCDC局長人事で指名したシュワルツ氏。巨大保険会社の幹部歴を持つ彼女は、コロナ禍の「負の遺産」を隠蔽するのか、それとも真相究明に動くのか。組織改革と利益相反の狭間で揺れる米公衆衛生の核心に迫る
ある冬の夜、一頭の牛の最期に立ち会った牧場主の告白。「効率」や「平等」という言葉では片付けられない、命を背負う責任と、過酷な現実に立ち向かう「男らしさ」の本質を紹介する
AIがもたらす「豊かさ」は、しばしばインフレを過去のものとし、貨幣さえ意味を失わせる未来像と結びつけて語られる。だが、その見方はあまりに楽観的だ。AIが供給力を押し上げても、価格も貨幣も、そして経済の摩擦も消えはしない
イランは反撃されることはないと過信し、代理勢力を通じた挑発を続けてきた。しかし、トランプとネタニヤフという「ルールを厭わない」指導者の登場が、その慢心を打ち砕く。軍事拠点を破壊され窮地に陥るイランの誤算を暴く