2022年8月11日、台湾の金門島の路上に掲げられた台湾国旗(Sam Yeh/AFP via Getty Images)

台湾 親中発言を理由に中国人インフルエンサーの居留権を取り消し

【台北】台湾の内政部移民署(NIA)は、国家安全保障と社会の安定を脅かすとみなされる発言を行ったとして、中国人SNSインフルエンサーの長期居留許可を取り消した。

移民署は1月19日、ネット上で「官官(グアングアン)」として知られるコンテンツクリエイターの「物議を醸す発言」について、関係機関による調査を完了したと発表した。本人への弁明の機会を経た後、同署は居留許可の取り消しと台湾からの退去を命じる決定を下した。移民署が強制措置を講じる前に、彼女は1月中旬に自発的に台湾を出国したという。

「官官」は、中国版TikTok「抖音(ドウイン)」において、中国共産党(中共)を支持する発言で知られている。1月14日の動画で、彼女は中国語でこう語っている。 「台湾は国家ではなく、今後も国家になることはない。早期の統一を望む」 また、同動画内で彼女は台湾の内政部長(内相)である劉世芳氏を「分離主義者」と非難し、移民署の決定を通じて自身を「迫害」していると訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院外交委員会のジーン・シャヒーン筆頭委員(民主党)やジョン・カーティス上院議員(共和党)ら超党派議員からなる訪問団が30日未明、台湾に到着した。
台湾外交部の陳明祺政務次長は20日、中東情勢が世界のエネルギー市場に与える影響と台湾の対応策について政府の立場を説明し、台湾が米国からの液化天然ガス(LNG)の調達を拡大し、エネルギー供給の安定性と安全性を強化すると述べた
カメルーン開催のWTO閣僚会議で、台湾代表団の査証書類に「中国の省」と表記された。台湾は地位を貶めるものとして強く抗議し、2001年の加盟以来初となる欠席を決定。中国の影響力と外交摩擦が浮き彫りとなった
TSMCの魏哲家会長は21日の講演で、「中国はロボットを跳びはねさせて見せかけ他のは、実用的な価値はない。ただ見た目が良いだけだ」と率直に語った。また現在、ロボットの脳の95%はTSMCが製造していると述べた。
香港政府はこのほど、「国家安全法」の関連規定を改正し、携帯電話やパソコンのロック解除パスワードの提供を拒否した場合、最長で1年の懲役を科すという規定を導入した