2026年1月22日、米国のトランプ大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領が、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会の会場外で会談し、記念撮影に応じた。(ウクライナ大統領府報道局提供/AFP)

ダボスでトランプ・ゼレンスキー会談 和平前進「戦争終結近い」楽観的

スイス・ダボスでトランプ米大統領とゼレンスキー氏が会談。トランプ氏「戦争終結近い、合意実現へ楽観」と強調。米特使がプーチン氏とモスクワ会談へ。シャトル外交加速、米ウ鉱物協定も焦点。和平の最終段階か?

1月22日、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が、スイス・ダボスで注目を集めた会場外会談を行った。トランプ氏は会談後、メディアに対し和平への前向きな姿勢を示し、この約4年に及ぶ紛争は「終わらせなければならない」と述べ、和平合意の実現に楽観的な見通しを示した。

ホワイトハウスの発表によると、この「トランプ・ゼレンスキー会談」は約1時間にわたり行われた。トランプ氏は記者団に対し、「誰もがこの戦争の終結を望んでいる」と述べ、和平合意は「すでに実現に近づいている」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
増え続ける戦没者と連日の空襲に晒されるウクライナ。前線で飛び交うドローンやミサイルを支えるのは中国製の半導体や部品だ。現地キーウからのルポを通じ、中国共産党の影を告発する
米特使ウィトコフ氏とクシュナー氏のモスクワ・キーウ歴訪に合わせ、露ウ両国が首都への攻撃を72時間停止した。プーチン大統領は特使と会談し仲介努力を評価。ゼレンスキー大統領も実質的対話に応じる構えを示す
ウクライナは長距離無人機でロシアの製油所や兵站網を継続して攻撃し、後方地域への圧力を強めている。プーチン氏が前線での戦果を強調する一方、実態との乖離も指摘される
ゼレンスキー大統領は、無人機攻撃の拡大でロシア領空の安全性が急速に低下しているとして、主要空港に就航する航空会社や保険会社に警告した。民間機を標的にする意図はないと強調した
ロシアによるキーウなどへの攻撃で、北朝鮮製ミサイル使用の疑いが浮上した。ゼレンスキー氏は北朝鮮が3万~5万人を追加派遣する可能性を警告し、軍事協力の深化に懸念を示した。