2025年11月11日、東京港のコンテナターミナルで、クレーンが貨物船からの荷を降ろしている。(GREG BAKER/AFP)

円安で輸出5.1%増 4か月連続拡大も対米減・貿易黒字縮小【2025年12月】

2025年12月日本輸出は円安で5.1%増、4カ月連続拡大も対米11%減で貿易黒字1057億円に縮小。対中赤字急拡大、日銀金利0.75%の影響は?財務省最新統計を詳報。経済成長率上方修正の今後を分析。

日本の財務省が本日(1月22日)に発表した最新の貿易統計によると、円安の進行による価格競争力の高まりと、一部海外市場での需要回復を背景に、去年12月の日本の輸出額は前年同月比5.1%増となり、4カ月連続で拡大した。しかし、対米輸出の大幅減少が全体の伸びを一部打ち消す結果となった。

統計によれば、2025年12月の日本の輸出総額は10兆4千億円、輸入額は10兆3千億円であり、いずれも前年同月比でそれぞれ5.1%、5.3%増加し、4カ月連続の伸びを記録した。当月の平均為替レートは1ドル=155.86円で、前年同月比約2.2%の円安となり、輸出額を一定程度押し上げた。

▶ 続きを読む
関連記事
財務省が9月7日に公表したデータによると、日本の外貨準備高は8月末時点で1兆2075億2400万ドルとなり、7月末から795億7500万ドル減少した。減少率は約6.18%で、記録が残る中で最大の月間減少幅となった。
外国為替市場で8日、円相場が一時1ドル=153円台まで上昇した。約半年ぶりの円高水準となった
片山財務大臣は、2026年9月に開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議の成果について、高市首相への報告後の記者会見で説明した。この中で片山氏は、高市政権が推進する経済政策「タカイチノミクス」について、「リフレ政策と高市政権の経済政策は同じではない」と述べた。
20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、2日間の日程を終えて閉幕した。成果文書は共同声明ではなく、議長総括として公表された。重要鉱物やサプライチェーン、途上国の債務再編に関する記述について、中国が賛成しなかったことが文書に明記された。
日中間の地政学的緊張が高まり、経済構造も変化する中、日本はインドへの投資を拡大している。一方、日本の対中投資は大幅に減少している。