冬に「気」と「血」を補うには? 女性のための中医学的セルフケア
中医学では、「気」と「血」は互いに支え合い、連動して働く存在とされています。『張氏医通』という古典には「気と血は互いに依存し、どちらかが欠けても体の調和が保てない」と記されています。血がなければ気は散ってしまい、逆に気がなければ血は滞って流れなくなるというのです。
「血は気の母」であり、内臓の働きを保つためには血による栄養が不可欠です。一方で「気は血の指揮官」であり、血の生成を助け、正しく循環させる働きがあります。気の力が弱まると血がうまく流れず、瘀血や出血といったトラブルを招きます。
このように気と血は切り離せない関係にあるため、血が不足している「血虚」の人は、気も不足している「気虚」を伴うことが多いのです。「当帰補血湯」という薬膳は、気を補うことで血の生成を促す代表的な処方です。
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