台湾の中天テレビ(CTi TV)の記者兼キャスターである林宸佑、スパイ活動に関与した疑いで捜査を受けている(新唐人)

台湾記者 スパイ関与容疑で拘束 台湾基進党が局の関与調査を要求

台湾の中天テレビ(CTi TV)の記者兼キャスターである林宸佑容疑者が、スパイ活動に関与した疑いで捜査を受けている。台湾の検察・捜査当局は1月17日、国家安全法、汚職治罪条例、刑法の秘密漏えい罪の疑いで、林容疑者と現役および退役の軍人計6人について、勾留および接見禁止を裁判所に請求し、認められた。

これを受け、台湾の政党「台湾基進」は19日、中天テレビ本社前で記者会見を開き、「本件は記者個人の問題にとどまらない」と強調した。メディアが中国共産党(中共)の浸透工作の道具となるべきではないとして、事件における中天ニュースの関与について、徹底的な調査を求めた。

台湾基進・台北市党部の主任委員である呉欣岱(こ きんたい)氏は、「林記者の資金の流れや担当業務の内容と、軍人に自白映像の撮影を求めた時期が重なっているかどうかを、時系列で詳しく確認しなければならない」と指摘した。さらに、「問題の映像が中天テレビのプラットフォーム上で使用され、台湾社会に対して『降伏論』や『亡国感情』を繰り返し拡散していなかったかについても、徹底的に検証する必要がある」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の頼清徳総統もXに投稿し、中国共産党を念頭に、台湾海峡での一方的な現状変更の試みに反対する姿勢を示したG7首脳に謝意を表明した
「習近平のファンのようだった」 台湾メディアによると、国民党の鄭麗文主席が訪米中、4月に行われた同氏と習近平との会談について興奮気味に語り、米側関係者を困惑させる場面があったという
140か国から3.7万人が集まる国際ロータリー年次大会が台北で開催。臓器収奪停止を訴える展示に高い関心
米税関がW杯2026関連の偽造グッズ1578点を押収。ユニホームや帽子、ブランドTシャツなど総額1900万円相当で、大半は香港発だった
米CIAに倣い、台湾国安局は6月14日、公式サイト「中国民衆連絡窓口」を開設したと発表。中共内部の人物に情報提供を呼びかける宣伝動画も公開した