香港の「一国二制度」を裏切ったのはジミー・ライではない 壊したのは北京だ
1月12日から数日間にわたり、香港高等法院(高裁)では量刑軽減に向けた審理(情状酌量の申し立て)が行われている。この手続きは有罪か否かを争うものではない。有罪はすでに確定しており、焦点は判決内容にある。「リンゴ日報」の創業者であり、実業家、カトリック信徒、そして香港で最も著名な自由の守護者の一人である黎智英(ジミー・ライ)に対する有罪判決は、すでに下されているのだ。
今、法廷で行われているのは、疑いの余地など微塵もなかった有罪判決の後に続く、狭い手続き上の段階に過ぎない。法はすでに宣告を終えており、寛大な措置が取られる余地は限られている。
ライの事件は、香港が何を失ったかを象徴する定義的な出来事となった。これはもはや、一人の人間や一つの新聞社だけの問題ではない。かつて香港を中国の他の地域とは異なる存在にし、世界の信頼を勝ち得ていた法的・政治的システムが解体されたことを意味している。
関連記事
中国の強制臓器収奪は孤立した犯罪ではない。国家主導の残虐行為の歴史と西側への超限戦を緻密に暴き、命を商品として扱う独裁体制の本質を解剖。人類の良心と世界の安全保障に警鐘を鳴らす、戦慄の告発書の全貌
株式市場は、いかに賢い投資家であっても容赦なく謙虚にさせる驚くべき能力を持っている
性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する理解増進法「基本計画」の閣議決定を機に、性多様性のあり方が議論されている。しかし、個人の尊重と同時に、数千年にわたり人類文明を支えてきた「伝統的家族」の意義も見落としてはならない。その根基を今こそ見つめ直す
2026年6月19日は旧暦の端午の節句。中国から伝わり、日本独自の「男の子の節句」へと発展したこの祝祭には、屈原や伍子胥、そして武士道にも通じる「忠義と品格」を次世代へ繋ぐという、先人たちの願いが込められている
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る