カナダ政府は今年、永住権を付与する新規移民を38万人受け入れる計画で、2025年の39万5000人から約1万5000人減ら予定(shutterstock)

移民にあえぐカナダ国民 政府が移民受け入れを縮小 永住者・留学生とも削減 

カナダ政府は、昨年からの移民受け入れ抑制路線を踏襲し、2026年も移民枠を一段と縮小する構えだ。業界関係者からは、人口が減少局面に入る中で移民を減らせば、将来の経済成長に必要な労働力が不足するとの懸念が強まっている。

政府は今年、永住権を付与する新規移民を38万人受け入れる計画で、2025年の39万5千人から約1万5千人減らす。2024年の過去最多48万3640人と比べると大幅な減少となり、政府の移民政策が全面的な引き締めに転じたことがうかがえる。

カナダでは移民急増により、労働力の確保に寄与した住宅、医療、インフラにかつてない負担がかかっている。住宅価格の高騰、医療機関の受診の困難化、賃貸住宅をめぐる競争の激化により、多くの国民が生活の質の低下を実感し、不満が高まりつつある。

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