エマニュエル・マクロン大統領とブリジット・マクロン夫人(Getty Images)

仏大統領夫人を「男性」「トランスジェンダー」と中傷 サイバーいじめで10人有罪

フランス・パリの裁判所は1月5日、エマニュエル・マクロン大統領の妻であるブリジット・マクロン氏に対し、「男性として生まれた」とする噂をインターネット上で拡散したとして、10人をサイバーいじめ(サイバーブリング・cyberbullying)罪で有罪と認定した。

被告のうち1人には懲役6か月の実刑判決が言い渡され、残る8人には4〜8か月の執行猶予付き判決が下された。さらに、10人全員に対し、サイバーいじめに関する啓発研修の受講を命じた。フランスの現行法では、サイバーいじめは他の嫌がらせ行為とは区別し独立の犯罪として規定している。

被告は41~65歳の男8人、女2人で、それぞれが多数の投稿を行い、ブリジット氏は実際には「ジャン=ミシェル・トロニュー」という名で生まれた男性であり、同名の実兄と同一人物であると主張していた。また、マクロン大統領との24歳の年齢差や、2人の出会いの経緯についても、児童性愛(ペドフィリア)になぞらえる表現を用いて中傷していた。

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