中国の脅しに屈しない 台湾が示した覚悟
台湾総統「平和は実力で守る」国防強化を明言
2026年元旦、台湾の賴清德(らい・せいとく)総統は新年演説を行い、中国による軍事的威圧を強く意識しながら、「平和は実力によって守られる」と明言した。台湾は待つ立場ではなく、自ら備える立場にあると強調した。
賴総統は、国際社会が注目しているのは台湾の覚悟だと指摘し、「強い国防がなければ国家は成り立たず、自由や民主主義も守れない」と述べた。国防は与野党の対立を超えた国民全体の共通認識であるべきだと訴えた。
中国軍は近年、台湾周辺で軍事演習を繰り返しており、賴政権発足後も圧力はむしろ強まっている。こうした状況を踏まえ、賴総統は2026年を台湾にとって極めて重要な一年と位置づけ、「最悪を想定し、最善の準備を進める」と語った。
関連記事
張又俠と劉振立の失脚を受け、軍内部では不満と対立の感情が広がり、中央軍事委員会が下した複数の指令が拒まれている状況だという。
台湾が中国共産党の妨害を退け、初の国産潜水艦「海鯤」の潜航試験を高雄・左営沖で実施した。水深50メートルのテストに挑み、6月の引き渡しを目指す。台湾の防衛力と抑止力を高める歴史的な節目となる
中国共産党(中共)軍に近い複数の関係者は、台湾への武力行使をめぐり、中共軍内部では反対意見が広く共有されており、特定の将官個人の見解にとどまらないと指摘している
台湾空軍が嘉義基地でF-16の緊急発進演習を公開。中国共産党による空域挑発に対し、命令から6分以内の離陸や迅速な再出撃補給などの高度な即応能力を実演した。旧正月も休みなく領空を守る軍の決意を伝えている
トランプ政権がWHOを非難する中、WHOの専門家が「台湾は新型コロナで警告していなかった」と発言した。しかし台湾外交部は2019年12月31日の対応を挙げて反論した。