上はのぼせて下は冷える人に この季節の五臓バランスを整える韓国式ビビンバ
中医学は、陰陽五行を中心に据えた医学体系です。木・火・土・金・水の五つの要素は、自然界の運行原理であると同時に、人の体における五臓六腑の働きにも対応しています。五行のバランスが保たれていれば臓腑は安定し、どれかが偏れば体の働きも乱れていきます。
そのため中医学では、自然界の気候変化や五行エネルギーの盛衰をとても重視します。『黄帝内経』には「天地の気と人の気は呼応する」とあり、天の巡りに逆らわずに生きれば、病は少なく穏やかに過ごせると説かれています。古人が干支による紀年法を用いたのも、毎年の天地の五行の偏りを読み取り、それを養生や治療に生かすためだったのです。
『黄帝内経』の五運六気の理論によれば、乙巳年は一年を通して、自然界の「金の気」が不足し、「木の気」が過剰になりやすい年とされます。
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