中共国防相・董軍に解任情報 軍粛清と汚職疑惑で内部告発相次ぐ
中国共産党(中共)軍内の大規模粛清が続くなか、国防相・董軍(とう ぐん)の解任情報と汚職疑惑に関する内部告発が過去2週間で相次いでいる。軍紀委による取り調べ開始や軍籍剥奪との報道、さらに苗華人脈に連なる海軍高官の連鎖失脚が重なり、習近平政権下の中国軍中枢の不安定さが一層鮮明になりつつある。
時事評論家の蔡慎坤氏は12月25日、暴露情報を発信し、「董軍はすでに国防部長を解任されたが、大将としての待遇は引き続き維持されている」と述べた。今後、彼がさらに調査を受けるかどうかは不明であり、最終的には大将の肩書きすら剥奪される可能性もあるという。
蔡慎坤氏によれば、現在の軍高官に対する処理方針として、政治的に重大な問題がない場合は、だいたい「一部の資金を返納させ、階級を引き下げる」にとどまることが多いという。たとえば、大将は師団クラスへ、少将は連隊または小隊レベルに降格される。このような「非公開処理」は非常に多く、公式発表がなされないケースも少なくないと述べている。
関連記事
中国の2025年出生数は792万人で過去最低、総人口は339万人減の14億489万人。高齢者(60歳以上)は3億2300万人超。出産奨励策も効果薄く、シルバー経済推進も高齢者の低年金で実現困難
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。
最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。
「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」
寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。