カザフスタンが映す中ロの溝 同盟神話に亀裂
国際社会では、モスクワと北京を同じ文脈で語ることに慣れている。「独裁の枢軸」「無制限の協力関係」といった表現が広く使われるが、必ずしも正確とは言えない。
このことを理解するうえで、カザフスタンほど適した国は少ない。正確な位置を即座に示せる外国人は少ないものの、同国はユーラシア大陸のほぼ中心に位置し、ロシアとは世界最長となる約7600キロの陸上国境で接している。さらに、中国の新疆ウイグル自治区とも、極めて微妙な政治的・地理的境界線を共有している。
カザフスタンは世界最大の内陸国で、面積は世界第9位に位置する。豊富な資源も特徴で、世界の石油埋蔵量の約2%、ウラン埋蔵量の43%を有するほか、グリーンテクノロジーに不可欠な金属資源の大半も埋蔵されている。
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