2016年4月22日、米フロリダ州プンタゴルダで建設中の太陽光発電所。資料写真 (Kerry Sheridan/AFP via Getty Images)

太陽光発電にまつわる警鐘 拙速な市場投入で無駄になった数十億ドル

1970年代後半には、映画監督オーソン・ウェルズが出演したワインのCMが話題を呼んでいた。彼は「性急にしたら良いものはない」と我々に思い起こさせ、後に有名なキャッチコピーとなった「機が熟すまで、我々はワインを売らない」という言葉で締めくくった。

現在、補助金がなくなる前に太陽光産業を確立しようとする競争において、最大かつ最も議論されていない問題の一つは、製品が完成する前に市場に急いで投入したと言える点だ。建設が専門知識を追い越しており、間もなく時代遅れに陥る太陽光装置に数十億ドルを投資する可能性がある。

アメリカ国内だけでも100万エーカーを超える農地に太陽光発電所が急ピッチに設置され、さらに世界中でも数えきれないほどの施設が作られているが、配備計画、既存の電力網との機能連携、最終的な廃止と処分といった長期的な計画は比較的不足しているように見える。

▶ 続きを読む
関連記事
浜崎あゆみの2026年ツアー名「Scapegoat」に込められた表現者としての妥協なき矜持と不屈のメッセージに迫る
高市首相がスパイ防止法制定を推進中。世論調査で国民6割、企業8割超が支持。中国共産党の日本浸透が深刻化し、早期法制化の機運が高まっている。スパイ活動の実態と抑止の必要性を指摘
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある
中国共産党が解体した場合、中国はどのような国家になるのか。米国在住の著名な人権活動家が、中国の将来を民主化、自由化、官僚特権廃止、私有財産保護、歴史公開などの観点から予測している
中共は日本衆院選前にレアアース輸出規制を発表し高市首相を狙ったが、直後に承認を再開。政治シグナルの目的で実行せず、経済相互依存と脱中国化リスクを恐れた結果、日本に譲歩した