医師が患者の手術を行う場面のイメージ図(Jean-Sebastien Evrard/AFP)

中国で10歳男児が腹痛で受診 6つの臓器を切除された

中国で腹痛を訴えた10歳の男児が、病院で腹腔鏡手術を受けた後、6つの臓器を切除される医療事故が発生。家族は2年間、真相解明と公正な対応を求め続けているが、中国医療体制の脆弱さや高額な治療費、SNSでの臓器売買疑惑など、社会的関心が広がっている。

中国本土で、治療中に患者の臓器が切除されるという事例が再び発生した。山東省菏沢市成武県に住む10歳の男児が一昨年、事故で腹部を打撲し腹痛を訴えて診察を受けた。病院では腹腔内に腫瘤があると診断され、手術を勧められた。しかし、手術後に複数の臓器が切除され、男児はその後、通常の食事や水分摂取ができなくなり、長期にわたり静脈栄養により生命を維持している。家族は2年間、真相解明を求めてきたが、いまだに明確な回答を得られていないという。

紅星新聞の10月30日の報道によると、2023年10月26日、当時小学5年生の小燁(シャオ・イェ)は、休み時間に友人と遊んでいた際、腹部をぶつけて痛みを感じた。母親の岳さんは、小燁を成武県人民病院に連れて行き、診察を受けさせた。検査後、医師は「胃と膵臓の間に占拠性病変がある」と家族に説明し、腹腔鏡による検査と手術を行う必要があると告げた。

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