Ivica Drusany/Shutterstock

1日100分以上の歩行で腰痛リスクを大幅低減:研究

腰痛を減らすには、快適な靴を履いて毎日歩くだけで十分かもしれません。

ノルウェーの研究者は、1日あたり100分歩くことで、歩行速度に関係なく慢性腰痛のリスクを約4分の1低減できることを発見しました。

 

6月に『JAMA Open Network』で発表された研究で、ノルウェー科学技術大学の研究者は、4年間にわたり1万1,000人以上の成人を追跡した「ノルウェー・トロンデラーグ健康調査」のデータを分析しました。

▶ 続きを読む
関連記事
首・背中・腰・肩・足。よくある痛みやこわばりは、無意識の「かばう動き」から広がることがあります。日常に取り入れやすい6つの基本ストレッチで、体の動きを取り戻すヒントを紹介します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
関節痛の多くは、関節そのものより周囲の筋肉や筋膜のこわばりが原因といわれます。フォームローラーを使った10分ケアは、痛みの緩和と可動域の改善に効果的。研究でも、痛みの軽減率や柔軟性の向上が報告されています。
痛みによる睡眠阻害は寝る前の準備で防げます。背中・首・股関節・胸など、体の緊張をほどき、夜の痛みを軽減し眠りの質を高める6つのエクササイズを紹介します。
天気の変化で片頭痛が起こるのは、気圧・気温・湿度などの変化に脳が敏感に反応するためです。気象の揺らぎが神経を刺激し、炎症や血管反応が痛みを引き起こします。生活管理と予防策で発作は軽減できます。