中国製ロボット掃除機の個人情報流出リスク 韓国 日本で安全性懸念
中国製ロボット掃除機による個人情報の収集・漏洩リスクを巡り、韓国、日本でセキュリティや安全保障への懸念が広がっている。韓国議会ではメーカーの規約変更や強制的な情報提供の構造が問題視され、専門家もIoT掃除機のサイバー攻撃リスクを指摘。日本でも官公庁導入を巡り、安全確認体制の不備が明らかになっている。
中国メーカー「ロボロック(石頭科技)」製のロボット掃除機による個人情報の収集・処理方法をめぐり、韓国国会で安全性への懸念が取り上げられている。
10月28日、韓国国会政務委員会の金承元(キム・スンウォン)議員(共に民主党)は個人情報保護委員会など関係機関を対象とした総合質疑で、「ロボット掃除機は今や生活必需品となっているが、個人情報漏洩やプライバシー侵害への懸念が高まっている」と指摘した。
金議員によると、同社の旧規約には「韓国ユーザーのデータは米国のデータセンターで収集」と記載していたが、今年3月の改訂後は「中国国内で直接収集・処理」と変更されたという。
関連記事
ドイツで、中共のためにスパイ活動を行った疑いで夫婦が逮捕された。2人は通訳や自動車業界の関係者を装い、大学や研究機関の教授らに接触。軍事転用可能な先端技術の情報を狙っていた
米国で中国共産党の代理人事件が相次いでいる。カリフォルニア州では、市長経験者アイリーン・ワンは罪を認め、ニューヨークでは「海外秘密警察署」の責任者盧建旺に有罪評決が下った
米華人団体の元幹部である盧建旺被告は、中共当局のためにニューヨークで秘密の海外警察署を運営した疑いで、外国政府の代理人として違法に活動した罪と、司法妨害の罪で有罪評決を受けた
ノルウェー警察保安局は、同国の宇宙関連情報を収集した疑いで中国籍の女性を逮捕した。現地メディアによると、ノルウェーで登記された企業が中共の情報機関の隠れみのとなり、衛星データの取得を試みていた疑いがある
米FBIのリーザーマン副長官は4月30日、中共がハッカーを外部委託する仕組みはすでに「制御不能」に陥っており、サイバー犯罪者に当局との関係を否定する口実を与えていると警告した