高市氏「日本の防衛力を抜本的に強化」 トランプ氏は「親しい友人」と紹介 米空母で演説
高市早苗首相は29日午後、来日しているトランプ米大統領とともに大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」に同乗して横須賀の米軍基地を視察し、演説を行った。米大統領がマリーンワンで外国首脳と同乗するのは異例。
高市氏とトランプ氏は、マリーン・ワンに同乗し、横須賀基地を訪問。米原子力空母「ジョージ・ワシントン」を視察し、小泉進次郎防衛相らがトランプ氏を出迎えた。両首脳は、在日米軍と自衛隊の隊員を前に演説を行い、乗組員らを激励した。
トランプ氏は、高市氏を「非常に親しい友達になった」と紹介し、「とても尊敬している。この女性(高市氏)は勝者だ」と好評した。日米同盟については「太平洋における平和と安全の礎だ」と強調した。
関連記事
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
木原稔官房長官は1日の記者会見で、中国共産党官製メディアが沖縄の日本への帰属を疑問視する内容の報道を報道していることについて、「コメントする必要ない」と一蹴。「なぜなら沖縄は我が国領土であることに何ら疑いないからだ」と強調した
高市総理はFIIアジアサミットで、経済安保を柱とする「危機管理投資」による成長戦略を力説。積極財政への懸念に答えつつ、「進撃の巨人」のセリフを引用し、日本への投資を強く促した
高市首相の国会答弁に対し、中国側が総領事投稿や国連書簡で反発。日本は抗議と対話継続を表明し、相互大使召喚、経済措置、海警活動が発生。米国が日本支援を表明する中、日中関係が悪化している経緯をまとめた
駐日中国大使館がIAEA理事会での中国側発言を引用して日本の非核三原則を批判したことを受け、外務省がXで反論した