インド太平洋戦略シンクタンク執行長の矢板明夫氏(宋碧龍/大紀元)

高市氏首相就任など 国際情勢の変化で台湾海峡の安定に寄与

台湾海峡情勢が「三つの好変化と一つの悪化」を背景に安定化。国際環境の変化や日本新政権、中共軍粛清などが与える影響を解説する。

インド太平洋戦略シンクタンクは最新の「台湾海峡情勢報告書」を公表した。執行長の矢板明夫氏は、過去1か月間に世界で四つの重要な変化が起き、全体として「三つの好ましい変化と一つの悪化」が見られたと指摘した。その結果、台湾海峡情勢を示す独自指標「温度指数」は0.5度低下し、36.9度となったという。シンクタンクは、国際環境は比較的台湾にとって有利に働いているが、台湾内部の政治情勢や社会の分断には引き続き注意が必要だと警告している。

矢板氏は、最近の国際情勢の変化として以下の四点を挙げた。  

▶ 続きを読む
関連記事
中国が最近発表した五カ年計画には、習近平が以前から強調してきた内容がほとんどそのまま盛り込まれている
空の異変を嘆く前に、足元の土壌を直視せよ。農地で急増するアルミニウム毒性の真因は、散布物ではなく土壌の酸性化と生態系の破壊にある。管理の失敗を認め、再生農業によって「土の守る力」を取り戻す道を説く
国連はもはや米国の理想を反映した場ではなく、中国共産党に「乗っ取られた」機関に変質した。巨額の資金を投じながら主導権を奪われた米国の失策と、25年に及ぶ中国の巧妙な浸透工作の実態を鋭く告発する
トランプ政権によるホルムズ海峡封鎖とイラン戦争の行方を、軍事・経済・地政学の視点から鋭く分析。欧州の凋落、中国の台湾への警戒、そして「ポスト海峡時代」を見据えた湾岸諸国の戦略から、世界の真の新秩序を読み解く
戦争は破壊をもたらす一方で、医学を飛躍的に進化させる「残酷な教室」でもあった。トリアージの誕生から現代の政治的圧力まで、歴史の光と影を検証。医学が権力の道具と化す危うさを説き、不変の倫理を問い直す