米ICE 過去9か月で48万人の不法移民を逮捕
米国土安全保障省は、2025年1月以降にICEが48万人以上の不法移民を逮捕したと発表。逮捕者の約7割が重大犯罪で告発・有罪判決を受けており、トランプ政権下で犯罪移民への取り締まり強化が進められている。
アメリカのクリスティ・ノーム国土安全保障長官は10月20日、フロリダ州サラソータ市で記者会見を開き、同省が1月以降に48万人を超える不法移民を逮捕したと発表した。そのうち約70%が刑事告発を受けたか、有罪判決を受けた者であるという。
ノーム長官は声明の中で、「トランプ大統領は移民・関税執行局(ICE)に対し、重大犯罪を犯した不法移民を優先的に取り締まるよう指示した。逮捕者の中には、未成年者への性的虐待、殺人、児童への性的暴行、家庭内暴力などの罪で有罪判決を受けた不法移民も含まれている」と述べた。
関連記事
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供
トランプ大統領が「台湾保証法実施法案」に署名。アメリカは対台湾交流の見直しを恒久化し関係を強化。中国共産党の圧力や国連政策にも明確に対抗
トランプ大統領は11月27日、関税政策で得た巨額収入により今後数年で所得税を大幅削減、または完全廃止する可能性を示唆した