ナポレオン3世の妻,ウジェニー皇后の王冠. 2025年10月19日にルーヴル美術館で発生した宝飾品の一部が盗まれた事件において、この王冠は、窃盗犯が逃走の際に落としたため難を逃れ、盗まれずに済んだ(MAEVA DESTOMBES/Hans Lucas/AFP via Getty Images)

ルーヴル美術館の宝飾品 7分で盗難 元大泥棒「内部に協力者がいる」

パリのルーヴル美術館で19日、近年でも最も大胆な美術品盗難事件が発生した。複数の犯人が白昼堂々、わずか7分で複数の計り知れない歴史的な価値を持つ宝飾品を盗み出した。パリ検察官は20日、当局があらゆる手がかりを捜査しており、犯行グループは個人の収集家の依頼を受けていた可能性、あるいは犯罪収益の洗浄目的で行動した可能性があると明らかにした。

犯行は日曜午前に来館者や職員がいる中で行われた。窃盗犯らは顔を隠し、建設作業員に扮装。吊り籠を使って窓まで上昇し、グラインダーで窓を破壊。その後、円盤型の切断機で宝飾品展示ケースのガラスを切り開き、盗み出した。

事件後、合計9点の展示物が被害対象として特定され、うち8点が盗まれた。残る1点は、ナポレオン3世の皇后ウジェニーの王冠で、犯人らが逃走の際に落としていった。この王冠の価値は数千万ユーロに上るとされる。

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