ノーベル賞のメダル(Shutterstock)

ノーベル賞ダブル受賞快挙の裏にある課題 崩れる日本の研究の足場

日本人研究者2人が相次いでノーベル賞を受賞し、日本の科学界が沸いている。しかしその一方で、国内の研究環境は諸外国に比べて見劣りしているのが実情だ。

受賞が決まった坂口志文・大阪大学特任教授と北川進・京都大学特別教授は、受賞決定後の会見で「基礎研究をちゃんと重視すべきだ」と述べ、研究環境の充実に向けた国の支援を求めた。

研究現場の劣化は、2004年の国立大学法人化を契機として進行している。法人化以降、国立大学に対する運営費交付金(基盤的経費)は削減が続き、教員が研究に専念できる環境は大きく損なわれている。

▶ 続きを読む
関連記事
19日、小泉防衛大臣は「防衛力変革推進本部」を開催。深刻化する自衛隊の人材不足に対応する「人的基盤」の処遇改善や、長期戦を見据えた「防衛生産・技術基盤」の強化策について議論した
高市早苗氏は2月18日、首相に再任された。公約の実行を強力に進める考えを示している。専門家は強い民意の後押しを受けたことで、高市政権2.0の対中共姿勢は一層強硬になるとの見方を示している
高市総理による2026年2月の施政方針演説の要点をまとめた。「責任ある積極財政」を掲げ、消費税0%の検討や防災庁設立、安保3文書の前倒し改定など、日本の国力強化に向けた具体策を紐解く
第2次高市内閣において、19日に大臣政務官の任命が決定した
19日、閣議において第2次高市内閣の副大臣が決定した