九頌基金の実質的支配者であり、執行董事の管金生。(動画スクリーンショットより)

中国 九頌基金の創設者・管金生 波乱の生涯に幕

10月7日、九頌基金(私募投資ファンド)の実質的支配者であり、執行董事の管金生(かん・きんせい)が突発的な病により救命処置の甲斐なく逝去した。享年78歳であった。

10月9日深夜、九頌基金は公式WeChatアカウントを通じて声明を発表し、同社の執行董事である管金生が2025年10月7日に突発的な病により死去したことを公表した。

管は1947年、江西省清江県の山村に生まれた。1982年に上海外国語学院(現・上海外国語大学)フランス語学科に入学し、その後公安機関の翻訳職から転じて上海国際信託投資公司に勤務。経理補佐、副経理を歴任し、さらにベルギー・ブリュッセル自由大学に派遣され、法学と経営学の修士号を取得した。

▶ 続きを読む
関連記事
「帰国すればまた出られる」と告げられたが、中国の若者は帰国後に出国制限の対象となった。海外旅行中に警察から帰国を迫られ、戻った後に知らされた「ブラックリスト」。中国で強まる出国管理の実態とは
中国で出生数の減少が教育現場を直撃している。2025年の幼稚園専任教員は前年比約22万人減。園数・在園児数も減少し、師範系大学では就学前教育の募集停止や学科再編が広がっている
中国当局は7月の新型コロナ新規感染を52万2千件と発表。発熱・救急外来での陽性率は5週連続で上昇し21.2%に達した。一方、実際の感染規模や死亡者数を巡り、情報公開の不透明さを疑問視する声も広がっている
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある
中国・深センの智博通電子が製造する20機種以上のルーターに、バックドアが組み込まれていたことが判明。35秒ごとに中国で登録されたドメインと通信し、遠隔操作や同一ネットワーク内の機器へのアクセスに悪用される恐れがある