中国共産党の権力の中心である中南海における安全要員(Jim Bourg/POOL/AFP)

習近平失脚説と長老・温家宝の台頭 党内長老が主導する退陣圧力

習近平の最高権力喪失や温家宝元首相による権力掌握、さらに四中全会を前にした中国共産党内での辞任圧力――中国共産党の権力バランスに大きな変化が生じており、政局の行方に注目が集まっている。

10月7日、中国国内外から伝わる二つの重要なニュースが関連し合い、中国共産党党首の習近平が既に最高権力を失い、北京で軟禁されている可能性があることが指摘された。このため、習近平は朝鮮労働党80周年記念行事への出席も困難な状況にあるとみられる。

同時に、外部情報筋によれば、元首相の温家宝が中国共産党内で臨時的に最高権限を手にしており、党組織内部のあらゆる公文書は温家宝の承認を経なければ送受信できないという状況にあるという。

▶ 続きを読む
関連記事
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する
米下院で可決された「強制臓器摘出阻止法案」を巡る、中国共産党の生体臓器収奪に関する公聴会の解説記事。法輪功やウイグル人等から臓器を強奪する非人道的な国家犯罪の実態と、米国の超党派による対抗措置を報じる
トランプ氏は台湾防衛の明言を避けつつ、戦略的曖昧さを維持。だが地政学・同盟・半導体・海運の重要性から、米国が軍事介入する可能性は高いと分析する
トランプ氏と習近平の会談は大きな演出の一方で実質成果は限定的だ。経済分野に一定の合意は見られたが、台湾・AI・地政学では進展なし。台湾問題を巡る発言が波紋を呼ぶも、米国の基本姿勢は現状維持と抑止にある
新たな国際的感染症としてハンタウイルスとエボラが同時に警戒される中、非常に高い致死率であるため、感染経路や拡大リスクに注視。パンデミックになるのか