米政府の閉鎖危機 ドルと株価がそろって下落
9月30日、世界の金融市場では警戒感が強まり、ドルとアメリカ株がそろって下落、金価格は一時過去最高を更新した。投資家の間では、
アメリカ政府が閉鎖となった場合、重要な雇用統計の発表が遅れ、市場の変動性が高まるとの懸念が広がっている。さらに原油価格の下落や業界再編の影響で、複数の世界的エネルギー大手が2025年にかけて追加人員削減を計画している。
米東部時間午前11時54分時点で、ダウ平均は0.26%安、S&P500は0.11%安、ナスダック総合は0.16%安。テスラは1.8%、アマゾンは1.5%下落し、ナスダック総合を押し下げた。ダウはアメリカン・エキスプレス(2.9%安)、ゴールドマン・サックス(1.7%安)、JPモルガン(1.1%安)が重しとなった。S&P500の消費財セクターも1.2%下落した。
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