空母ジョージ・ワシントンの「失われた6年」 米海軍を揺るがす造船の危機
アメリカ海軍は2023年5月25日、米ニミッツ級原子力航空母艦・ジョージ・ワシントン(CVN-73)が再配備されることを発表した。実に6年ぶりの展開であり、当初4年で想定された炉心交換・包括修理などのオーバーホール(RCOH)を2年延長した影響で再配備が遅れた。
配備に向けた海上での航行テストと10か月にわたる検査・認証を経た後、南アメリカ周辺で試験配備、その後米空母ロナルド・レーガンと交代する形で日本の横須賀へ前方展開した。
28億ドル(約4千億円)にのぼる包括修理を経て、空母ジョージ・ワシントンは前線に復帰した。修理そのものは無事終了したが、計画延長に伴う兵士の犠牲もあった。また、修理の延長は、造船をめぐって海軍が抱える問題を示唆している。
関連記事
NASAは、月面基地建設や予算再配分による探査加速を鮮明にした。トランプ氏の主導で米国は、中国との宇宙覇権争いで圧倒的優位に立ち、月の戦略的支配を狙う
熊本県にある陸上自衛隊駐屯地に配備された初の「25式地対艦ミサイル」は、射程約1千キロで、中国沿岸および東シナ海の大部分をカバー。この配備により、日本は「遠距離打撃」を実施可能となり、「反撃能力」を備えた。
習近平の側近とみられ、新疆ウイグル自治区などトップを歴任した馬興瑞が重大な規律違反および違法行為の疑いで調査を受けていると新華社が発表した。この事は失脚を意味し、政局は文化大革命以降で最も不安定な局面にあるとされる。
最近、桜の季節に一部の中国人観光客が「桜の木を揺らす」などの迷惑行為を行い、反発が広がっている。一部のSNSやメディアでは、こうした問題を「中国人だから」「中華民族の特性」と一般化する言説も見られるが、事実を正確に捉えておらず、それは中国共産党文化にある
2029年までには完全退役だとも言われているA-10攻撃機。しかしイランの戦場では大活躍。現場からは近接航空支援においてA-10に匹敵する機体は他に存在しないとの声も上がる。筆者は航空支援任務でのF-35の脆弱性を指摘している