チャーリー・カーク氏(Charlie Kirk)は米国の保守系団体「ターニング・ポイントUSA」(Turning Point USA)の創設者兼執行理事である。写真は2018年7月26日、ワシントンのジョージ・ワシントン大学で開催された「高校生リーダーシップ・サミット」で演説するカーク氏の姿である。(Samira Bouaou/大紀元)

チャーリー・カーク氏が若者を惹きつけた理由

アメリカ保守系団体「ターニング・ポイントUSA」創設者・31歳のチャーリー・カーク氏が、キャンパス討論と対話を通じて若者の心を惹きつけ続けた理由を解説。討論イベントや銃撃事件、世代間対話の様子を詳報する。

9月11日、米「ターニング・ポイントUSA」はウェブサイト上で、10日に創設者兼会長のチャーリー・カーク氏(1993年10月14日―2025年9月10日)を追悼する声明を発表した。声明では「チャーリー氏は、人々が真理を探求し合意に達するには、討論と誠実な議論が不可欠であると誰よりも強く信じていました。意見が異なっても、少なくとも相互理解を深めることはできるのです」と述べた。

カーク氏は、若い世代の中で最も影響力のある保守派のオピニオンリーダーと見なされている。彼は伝統への回帰とキリスト教信仰の復興を訴え、中絶、性転換、さらには「woke(ウォーク)」文化に反対している。カーク氏はキャンパス内に「Prove Me Wrong Table(私が間違っていることを証明してみて)」と名付けた討論の場を設け、学生に異なる意見を表明させ、議論を交わしている。

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