(左)街路樹の幹にびっしりと張り付いた大量のセミ。(右)空から勢いよく噴き出すセミの尿。2025年7月、中国・上海(スクリーンショット)
樹の下は「セミの尿の雨」状態?!緑陰も油断ならない夏に。

上海で「セミ災難」 騒音と「尿の雨」に悩まされる市民たち【動画あり】

日本の夏もセミの鳴き声でにぎわう季節だが、お隣・中国の上海では、その「風物詩」が一変し、まるで災害のような状況に発展している。鳴き声どころか、空からセミの尿がまるで雨のように降り注ぎ、通行人を悩ませているのだ。

この夏、上海市ではかつてない規模の「セミ災害」が発生。街路樹の幹にはセミがびっしりと張り付き、地面には羽化したばかりのセミが群れをなす。市民からは「セミの尿が頭上から噴き出してくる」との苦情が相次ぎ、大音量の鳴き声も睡眠を妨げるレベルに。SNSでも「こんなの初めて見た」との投稿が殺到し、関連ワードはトレンド入りする騒ぎとなった。

「早朝4時頃からセミの鳴き声で目が覚める」「あの立体音響のような鳴き声で頭が痛くなる」と訴える住民が相次ぐなか、住宅地の管理会社などは特別な対策を講じておらず、「これはもはや災害級ではないか」との声も漏れる。中には「雨かと思って舐めてしまった。体に害はなかったが、精神的にはかなりショックだった」と自嘲気味に語る投稿もある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国EV市場で開発期間を大幅短縮した「速成車」が急増。試験工程の省略により安全性への懸念が拡大している。過当競争が背景にあり、その影響は日本市場やメーカーにも波及する可能性がある。
広西のダム決壊から約1か月。決壊現場は封鎖され、空撮映像も削除。中国・広西で進む情報統制の実態を追った
「ラクダまで暇そう」本来なら稼ぎ時の夏休み、中国の観光地に何が起きているのか
カナダ国籍の中国系女性が、NATO欧州連合軍最高司令部で第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束された。過去の就職申請で確認されていた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る
「空港で突然、『出国できません』」中国で新たな出入国規制が始まる。場合によっては、理由も知らされないまま出国を止められることも