2025年7月30日午前、東京湾に津波注意報が発表され、東京都は住民に海岸や海への接近を控えるよう強く呼びかけている。

東京湾に津波注意報 東京都「海岸に近づかないで」

2025年7月30日午前、気象庁は東京湾内湾に津波注意報を発表しました。発表時刻は午前9時40分で、都心部を含む東京湾エリアにも注意が呼びかけられています。

気象庁によると、津波の第1波は同日午前11時30分ごろ到達する見込みで、予想される最大波の高さは1メートルとされています。東京湾沿岸では潮流が急変し、小規模でも局地的な浸水や被害が発生するおそれがあるため注意が必要です。

この発表を受け、東京都もSNSを通じて、「津波注意報が解除されるまで海に入ったり、海岸に近づいたりしないよう」住民に呼びかけました。釣りやマリンスポーツ、浜辺の散策など、沿岸での活動は控えるよう要請しています。

今回の津波注意報は北海道から九州、関東沿岸の広範囲に発表されており、東京湾もその対象地域となっています。現在のところ、東京湾への大津波警報は発表されていませんが、都と気象庁は「沿岸部には不用意に近づかず、引き続き情報収集を続けてほしい」と警戒を呼びかけています。

関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている