2025年4月2日、トランプ米大統領はホワイトハウスで、「相互関税」に関する大統領令に署名した文書を掲げた(Saul Loeb/AFP via Getty Images)

トランプ氏 日本 インドネシア フィリピンと貿易協定を相次いで締結

トランプ米大統領は、自身のトゥルース・ソーシャルで、日本、インドネシア、フィリピンとの新たな貿易協定を締結したと発表した。8月1日の通商交渉の期限が迫るなか、アメリカは主要な貿易相手国との交渉を加速させており、日本との合意はこれまでで最大規模とされている。

トランプ氏は「日本との間で非常に大きな取引がまとまった。おそらく史上最大の合意だ」と投稿。今回の合意の一環として、日本は自動車やトラック、コメなどの農産物、そして「その他の品目」について、アメリカとの貿易を開放する。また、アメリカに対して15%の相互関税を支払うことになる。

さらにトランプ氏は、日本がアメリカに5500億ドルを投資し、その投資によって得られる利益の90%をアメリカ側が受け取ることになると述べた。

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トランプ米大統領は4日、日本製品に一律15%の新関税を課す大統領令に署名した。7月に合意した日米通商合意に基づくもので、日本側は米国に5,500億ドルを投資するほか、自動車や農産物を中心に市場を開放する。
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日米が貿易協定で相互関税15%に合意。自動車や農産品など広範な分野で市場開放が進み、企業や市場も大きく反応。
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