焼き魚と漬物を一緒に食べるとがんになる?世間で言われている多くの食の迷信には、科学的根拠がありません。(ROHE Creative Studio/Shutterstock)

焼き魚と漬物でがんになる? 栄養士が食の迷信を解明

「焼き魚と漬物を一緒に食べると発がん性がある」「トマトとキュウリは一緒に食べてはいけない」といった食に関する警告を聞いたことはありませんか?健康のために、どう食べればよいのか悩んでいませんか? 台湾の「可苡栄養相談センター」の栄養士・黄苡菱氏は、番組『健康1+1』の中で、こうした食の迷信について複数取り上げて解説しています。黄氏は、特定の食品の組み合わせを過度に心配する必要はなく、重要なのは栄養バランスと調理法であり、おいしさと健康は両立できると話しています。

 

焼き魚と漬物を一緒に食べると、発がん物質であるニトロソアミンが生成されるという説があります。黄氏によると、魚に含まれるアミン類と漬物に含まれる硝酸塩が腸内の善玉菌の働きによって反応し、ニトロソアミンが生成される可能性はありますが、それが健康リスクにつながるかどうかは、全体の栄養摂取の状況によるといいます。正しい食習慣を守れば、ニトロソアミンの問題を過度に心配する必要はないと述べています。

黄氏は、腸内環境や摂取する食品の種類は非常に複雑であり、ニトロソアミンの生成は単一の食品の組み合わせだけで決まるものではなく、全体的な食生活を考慮する必要があると説明しています。焼き魚と漬物を安心して食べたい場合は、以下の方法でリスクを減らすことができます:

▶ 続きを読む
関連記事
苦い食べ物は苦手ですか? 実は消化や肝臓の働きを支える一方、控えたほうがよい人もいます。
黒ごまは心臓や骨、腸の健康を支える栄養が詰まった食材です。古くから長寿の滋養食として親しまれてきた黒ごまの力を紹介します。
糖尿病予防で気をつけたいのは、甘いものだけではありません。ご飯やパン、麺類などの主食も、体内で糖に変わります。毎日の食事バランスを見直すことが、血糖値対策の第一歩
疲れや動悸、ブレインフォグ……実は“隠れ鉄欠乏”かもしれません。なぜ一般的な鉄剤では改善しにくいのか。吸収を助ける食事や栄養の取り方をわかりやすく解説します。
朝の一杯の白湯が、体と心をやさしく整える習慣に。昔から続く知恵と現代の視点から、消化や体調へのうれしい変化と無理なく続けるコツを紹介します。