7月11日、全日本空輸株式会社の井上慎一代表取締役社長が海兵隊岩国航空基地を訪問し、5月24日の羽田発ヒューストン行きのANA機内で乗客がフライト中に非常口を開けようと暴れた際にすぐさま取り押さえた行動に対して、ジョディ・アーメントラウト最先任上級曹長に感謝状を贈呈しました。(提供:海兵隊太平洋基地)

全日空 岩国基地の海兵隊員に感謝状 ANA機内の非常時対応で

全日本空輸(ANA)は、米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の米海兵隊員ジョディ・アーメントラウト最先任上級曹長(50)に対し、感謝状を贈った。これは、2025年5月に東京・羽田空港発ヒューストン行きのANA機内で、乗客が飛行中に非常口を開けようとした際、アーメントラウト曹長がその乗客を取り押さえ、他の乗客や乗務員の安全を守った行動に対してのものである。

ANAによると、感謝状の贈呈は7月11日、岩国基地で行われた。贈呈式にはANA代表取締役社長の井上慎一氏が出席し、アーメントラウト曹長に感謝状を直接手渡した。井上氏は、冷静かつ的確な対応に深い敬意を表したという。アーメントラウト曹長の行動は、事件発生直後から米軍関係機関やANA、複数の報道機関により高く評価されていた。

事件は5月24日に発生した。ANAのヒューストン行き機内で、乗客の男性が突然非常口のドアを開けようとした。異変に気付いたアーメントラウト曹長は、迅速に男性を制止し、乗務員と共に安全を確保した。その後、男性は現地当局に引き渡され、飛行機は約4時間遅れて到着した。

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