貿易摩擦が激化 EUが中国医療機器入札を制限

欧州連合欧州委員会は20日、中国市場においてEU企業が公正な参入機会を得ていないと判断し、600億ユーロ超の医療機器に関する公共調達から中国企業の参加を排除する方針を示した。この措置により、欧中間の貿易摩擦はさらに先鋭化する見通しだ。

EUは2022年に導入した「国際調達手段」を今回初めて正式に発動し、医療用画像装置、人工臓器、医療用衣服などを含む600億ユーロ超の公共調達案件から中国企業を除外した。この制度の目的は、EU企業に対して他国でも対等な市場機会を確保させることにある。

欧州委員会はこれまでも、中国政府が医療機器入札において自国企業を優遇し、外国企業に対して不利な条件を設けてきたと断じてきた。特に中国メーカーが異常に低い価格を提示する構造により、通常の利潤を追求する欧州企業は競争の場から排除されていると分析している。

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