スターマー英首相 米のイラン攻撃リスクで緊急会議招集
中東の情勢が緊迫する中、アメリカがイランに対して軍事攻撃を行うリスクが高まっていることを受けて、イギリスのスターマー首相は18日に内閣の「戦時準備」メカニズムを発動し、緊急会議を招集した。スターマー氏は軍と情報機関に対し、高度な警戒態勢に入るよう指示した。
フィナンシャル・タイムズによると、スターマー首相はその日、ホワイトホールで緊急対応委員会(COBR)の会議を主宰し、国防や外交の高官、軍の指揮官、情報機関の長、アメリカの駐英大使が出席した。会議では、アメリカがディエゴ・ガルシア空軍基地からイランの核施設に対して空爆を行う可能性について評価が行われた。
イギリスはまだイランとの衝突に直接介入していないが、各国に対して緊張を緩和し、外交的手段での解決を呼びかけている。しかし、アメリカはイギリスが主権を持ちながらも米英共同管理のディエゴ・ガルシア基地を使用する場合、イギリスは間接的に戦争に参加していると見なされ、地域の緊張はさらに高まるとみている。
関連記事
トルコ中銀が2週間で60トンの金を放出し、市場に衝撃が走った。イラン戦火によるリラ安を防ぐため、金スワップ等でドルを確保する「火消し」に奔走
イスラエル軍、イラン中部のイラク(Arak)工場を攻撃したと発表
今回の攻撃はフーシ派による戦争への初の直接的な軍事行動であり、米国とイスラエルによるイラン攻撃が続く中、さらなる事態悪化の予兆となっている
1ヶ月前に「エピック・フューリー(壮絶な怒り)作戦」が開始されて以来、イスラエル軍とヒズボラの間で、イスラエル・レバノン国境沿いの軍事作戦が激化している
イラン議会議長は、米軍が地上侵攻を試みれば部隊を「火だるまにする」と警告した