6月8日、ロサンゼルスのダウンタウンで行われた米移民・税関執行局(ICE)デモの最中に、ウェイモの車両が路上で一列に並んで燃えている。

中国共産党とロサンゼルス暴動の関係

中国共産党(中共)と関係のある可能性がある共産主義系団体が、ロサンゼルスで発生した移民・関税執行局(ICE)に対する暴動の背後に関与しているとみられる。

この暴動は、単に左派の一部が反発した移民政策への突発的な抗議というよりも、何らかの組織が関与した計画的な動きの可能性がある。中には、中共の影響を受けた共産主義系団体とのつながりを指摘する声もある。

共産主義系団体がロサンゼルスの市民騒乱を革命の手段として利用しようとしたのは、今回が初めてではない。とりわけ、中国共産党系団体が政治的目的で混乱に関与した事例としてしばしば言及されるのが、1992年の「ロサンゼルス暴動(ロドニー・キング暴動)」である。

▶ 続きを読む
関連記事
米露中首脳会談の背景やウクライナ和平の現実、そして身勝手なダブルスタンダードを続けるヨーロッパに対するトランプ政権の冷徹な現実主義を解説した論考
中共の五中全会を前に、全国政協副主席の胡春華が重要会議を欠席し、失脚説や家族の連絡途絶説が浮上した。中共内部関係者は体調不良が理由だと説明する一方、政治的復権は困難との見方を示した
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
ノーベル経済学賞は、理論の正しさを保証するものではない。景気変動を抑える政策に目を奪われるあまり、その根本原因を見失っていないか。筆者はオーストリア学派の視点から、金融緩和が生むゆがみと経済学の本質を問い直す
欧州で拡大する激しい暴動と、世界で加速する国境の形骸化。一見無関係に見える「街頭での暴力」と「グローバリズム」の裏に潜む計画的な破壊工作とは?ニュースの表面からは見えない社会危機の構造を解き明かす