自由民主党本部(shutterstock)

「旧氏使用の法制化を参院選公約に明記」 選択的夫婦別氏法案めぐり地方議員の会が自民・森山幹事長に要請

「旧氏の通称使用」の法制化を求める動きが、再び大きな注目を集めている。6日、全国の地方議員でつくる「旧姓の通称使用の法制化を求める地方議員の会」のメンバーが東京・永田町の自民党本部を訪れ、森山裕幹事長に対し、次期参院選の公約に「旧氏使用」の法制化を明記するよう申し入れた。

この要請は、現在衆議院法務委員会で審議中の野党提出の選択的夫婦別氏関連法案をめぐり、党として一致した対応を求めるものでもある。地方議員の会の代表である松田良昭神奈川県議は、要望書を手渡した後の記者会見で「賛否の議論ではなく、旧氏の通称使用を法制化することで解決策が見えてくる」と強調した。

自民党内では、選択的夫婦別氏制度の導入に対して慎重な意見も根強いが、党作業チームがまとめた「基本的考え方」を踏まえ、一致した対応を取る意向が示されたと、同席した山谷えり子参院議員が明らかにしている。森山幹事長も「党の方針としてしっかり受け止める」と応じたという。

▶ 続きを読む
関連記事
参政党は10月6日、旧姓の通称使用の機会を広げる「旧氏を通称として使用する機会の拡大を図るための措置等に関する法律案」を単独で参議院に提出した。
高市早苗首相が臨時国会で所信表明。積極財政による経済再生と、外交・安全保障の強化を政権運営の両輪に。AI・半導体への投資、中国への「主張すべきは主張する」姿勢も示した。今後は政策の実行力と財源が焦点となる
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
高市早苗首相は、自民党の外国人政策本部「安全保障と土地法制に関するプロジェクトチーム」から提言を受け、安全保障の観点から土地取得の新たなルールなどを盛り込む重要土地等調査法改正案を、10月5日開会の臨時国会に提出する方針を明らかにした。
高市早苗首相は9月30日、第二次高市改造内閣発足後初となる経済財政諮問会議を開催した。令和9年度予算編成や今後の経済財政運営を巡り「責任ある積極財政」の具体化に向けた議論を本格化させた。政府が目指しているのは単純な歳出拡大ではなく、経済成長を通じて財政の持続可能性を確保するという財政運営への転換である。