シアとウクライナの代表団は、2025年5月16日にトルコのイスタンブールにあるドルマバチェ宮殿で協議 (Turkish Ministry of Foreign Affairs via Getty Images)

ウクライナとロシア 捕虜交換などで一部合意 2回目の停戦協議

ウクライナとロシアの代表団は6月2日、トルコで協議し、重傷者と25歳以下の捕虜の全員を交換することで一致した。今回の停戦協議を約1時間で終えた。ウクライナ側の代表団をウメロフ国防相が、ロシア側の代表団をメジンスキー大統領補佐官が率いた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、新たな捕虜交換に向けた準備が進められていると述べたうえで、ウクライナ代表団がロシア側に対し、強制連行されたウクライナの子どもたちの帰還を求めるリストを提出したことを明らかにした。5月の前回交渉では、双方合わせて約1000人の捕虜が交換された。

トルコのフィダン外相は、今回の交渉の目的について「停戦条件の確認、捕虜交換の促進、そして両国首脳の直接会談の可能性を探ることだ」と述べ、「世界中がこの交渉に注目している」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
対中貿易赤字と中国の過剰生産への警戒を背景に、EUが対抗措置を強めている。独仏も「貿易バズーカ」の導入を共同で要求。協力重視から経済安全保障重視へと転じるEUの対中政策と、経済対立が激化するリスクを読み解く
EUは中国製ハイブリッド車などのEU向け輸出抑制で中国側と合意。対象車の輸出台数を半分以上減らせるとするが、具体策は未公表。対中貿易赤字は1日約1773億円に上り、貿易不均衡の是正が課題となっている
ロシア・イルクーツクの抗ペスト研究所で28歳の女性職員が原因不明の重い肺炎で死亡。WHOはロシアに追加情報を求め、「2人目の職員も原因不明の肺炎を発症した」との報道についても説明を求めている
欧州議会は、中共に対する強硬姿勢を求める決議を圧倒的多数で採択。台湾海峡での海軍艦艇の継続展開や共同演習を求め、中国製EVや過剰生産、中露関係にも警戒を示した
ロシア政府がワルダイ国際討論クラブで示した発言は、実際の戦況とは異なる。ロシア大統領府が構築しようとする筋書きは、戦場のデータ、ロシア側自身の行動、公の場での威嚇発言によって反証されつつある