ガス田開発 イメージ画像(Shutterstock)

中国が東シナ海で新たな構造物設置 日本政府の「遺憾」だけでは止まらない現実

東シナ海におけるガス田開発をめぐり、中国が日中中間線付近の中国側海域で新たな構造物を設置していることが確認された。日本の外務省は5月13日、この一方的な開発行為に対し「極めて遺憾」として中国政府に強く抗議したと発表した。

外務省によると、今回確認された構造物は資源開発のための設備とみられ、これで中国側が中間線付近に設置した構造物は計19基となる。日本政府は、東シナ海の排他的経済水域(EEZ)および大陸棚の境界が未画定である現状を踏まえ、中国による一方的な開発の中止と、2008年に日中両国が合意した共同開発の早期交渉再開を強く求めている。

2008年6月、日中両国は東シナ海のガス田共同開発に合意した。しかし、その後の条約化に向けた交渉は中断したままであり、その間も中国側は中間線付近で単独開発を進めてきた。日本政府は、中国側の開発が日本側にも影響を及ぼす可能性があるとして、外交ルートを通じて繰り返し抗議してきた経緯がある。

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